So-net無料ブログ作成
検索選択

沈丁花  [ⅶ 横町の隣人たち]

のどが真っ赤になって、
声が出なくなって、熱が出ました。

つらかった。

やっと回復してきたので、
いくつかの用事をしに出かけました。

公園を抜けて、駅の向こうへ。
こちらに戻って、知り合いとお喋り。
図書館と、それから、少しだけお買い物。

行きも帰りも、いたるところで、
沈丁花が香っていました。

ここにも、あ、ここにも。

姿は見えなくても、
はっきりとわかります。

沈丁花の匂いは、さよならの匂い。

ああもう卒業なんだな、と、
お別れを感じる匂いです。


冬らしい夜   [ⅶ 横町の隣人たち]

昨日の夕方、歩いていたら、
突然、ごーっと音がして、
冷たい風が、強く強く吹きました。

今夜は、とても冷えています。

ウールの帽子を目深にかぶり、
手編みのマフラーをきっちり巻いて、
厚手の手袋を両手にはめて、

それでも、頬が、ぴりぴりしました。

今年の冬は、お寝坊です。
春に先を越されそうになりながら、
ようやく、こんな冬らしい夜。

白く青く輝く星が、南の空に見えました。
きれいにまるいおつきさまが、
昨日は遠く、今日は近くに見えました。